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健康経営優良法人認定制度への取り組み

健康経営宣言

私たちの事業は全て「人」で成り立ちます。

私たちは、福祉サービスを通して、福祉サービスが必要なご利用者やそのご家族、地域社会に貢献し続けることを使命としています。

貢献し続けるためには、福祉サービスを提供する職員一人ひとりの支援技術向上と心と身体の健康が必要不可欠です。

心と身体の健康は、福祉サービスを提供し続けるための基盤であると共に職員とその家族の幸せに欠かせない大切なものです。

職員一人ひとりの健康課題や組織の健康管理課題を把握し、健康に働き続けられる組織風土と職場環境づくりを通して、持続可能な福祉サービス提供体制を推進していく事を宣言します。


社会福祉法人 敬天会
理事長 大友 良治

取組に至る背景

定期健康診断等毎年実施しているにもかかわらず、結果が再診となった職員の再診受診が進まず、がん等を発
症し、これまでどおりフルタイムで働く事ができなくなることや休職するケースが発生しており、人材
確保が困難な状況の中、現在働く職員の健康管理が課題となっているため。

以下を課題と捉えて対策を立て健康経営を推進する。
毎年の定期健診受診者の再診率が多く、再診者の再診受診者数が少なく、健康管理への関心の低さが
際立っている。(下表参照、R5年度12月末現在)
法人としても再診受診を呼び掛け、受診者への勤務配慮を行う程度に留まっている。
直近3年間で再診項目の上位3項目が同じであり、対策が立てられていなかった。
健康管理に対する意識の低さが人材確保や定着に影響を及ぼしている。
雇入れ時検診、定期健康診断、腰痛検査、産業医委託、業務災害保険等、健康に関する費用は毎年多く支出し
実施されているが、管理や改善にまで繋げられていない。

健康経営推進の考え方

1.目指す姿

○職員自身がヘルスリテラシーを高め、健康に働き続けられる組織風土と職場環境をつくり、職員と組織のパフォーマンスの最大化を図ると共に持続可能な福祉サービス提供体制を構築する


○福祉職の社会的な職業価値を高め、給与等水準の向上を目指し、継続的な人材確保・育成・定着を図る

2.健康経営の目的

病気による長期休暇や正職員から契約職員への雇用形態の変更などを防止するだけにとどまらず、職員の健康状態を把握し、いきいきと働く事ができる心身の健康を保ち、生産性の高い職場環境を実現する事で職員と組織のパフォーマンス最大化や持続可能な福祉サービス提供体制の基盤を構築することを目的とする

3.具体的な取り組み

○健康や医療に関する正しい情報を理解して活用するための教育


○生活習慣病等を防止するための適切な生活習慣づくり


早期発見、早期治療のための健康診断や指導の充実


○職員が取り組みやすい健康づくり活動の充実


などの取り組みを進めていく

健康経営基本方針

職員が自身の健康のためにヘルスリテラシー(健康意識・知識)を高め、予防のための生活習慣(禁煙・適切な食事・運動習慣など)を維持向上することをサポートするとともに、健康診断による病気の早期発見と適切な事後措置に取り組みます。


○職員一人ひとりが能力と個性を発揮し、いきいきと働きやすい職場環境をつくるため、職員の健康を大切にする職場風土を醸成し、コミュニケーションの活性化や職場での健康づくりに取り組みます。

健康経営推進体制

課題である健康診断再診者数の減少及び再診受診率の向上のために、これまでの委員会体制に健康経営の目的を明確にし、健康管理、健康増進への取り組みについて、情報共有や課題把握、改善施策についての検討・決定を行う。

○安全衛生委員会

委 員 長:理事長

副委員長:衛生管理者

メンバー:産業医、事務局長、統括施設長、各課長

内  容:健康に関する事項の審議・検討機関、 

     及び施策決定機関


ヘルスケア委員会(新設)

委 員 長:衛生管理者

副委員長:事務局長

メンバー:総務職員、事業所担当者

内  容:健康管理について健康診断等各種結果の    

     分析及び課題と情報の共有と施策検討


小委員会

委 員 長:各課長

メンバー:事業所職員、総務職員

内  容:課題と情報の共有、各施設の健康管理へ   

     の取り組み等




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